編集元: 今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験3度目
同じクラスに何でももたついちゃうぶきっちょな子がいた。
もたつくと言ってもまだ5歳だったし別に良いと思うんだけど、
だからその子(Aちゃん)はいつも消極的でビクビク。
ただその分、気が優しくて人を責めない。待てる子。
うちの子とも仲良くやってたし、性格良いなって思ってた。
しかしAママは嫌みたいで、もっとテキパキしなさい!
モジモジしないの!っていつも叱ってた。
だからその子(Aちゃん)はいつも消極的でビクビク。
ただその分、気が優しくて人を責めない。待てる子。
うちの子とも仲良くやってたし、性格良いなって思ってた。
しかしAママは嫌みたいで、もっとテキパキしなさい!
モジモジしないの!っていつも叱ってた。
Aママに
「どうしたらうちの子シャンとするかな〜?」
と聞かれたので
「もっと褒めて自信つけさせてあげたら?」
と言った。
するとAママは何を思ったか、Aちゃんに
「あなたは実はさる国の姫君なの。」
という嘘話を教え込んだ。
「今は身をやつしているだけで、実はとても美しい国のお姫様、ママは王族なの。」
と。
Aちゃんは信じてしまった。Aママは
「じょーだんよじょーだん。自信つけさせたくてさ」
と。
でもそんな嘘つかなくてもAちゃんの良いとこあるのに…。
Aママは
「だって良い所なんてないのよ!」
意外だったのはAちゃんのその後で、
今まで大人しかったAちゃんは上から目線で威張り始めた。
「私はお姫様なんだよ!あなたは平民でしょ!」
だって。言動がいっぱしのレイシストになってたw
でももたついたりモジモジするのは無くなった。
だからまあ結果オーライ?って思ってた。
しかしあれから10年。
Aちゃんの性格は悪化の一途を辿り、
『あたしはお姫様、特別な人間』という考えが定着。
さすがに姫君はもう信じていないだろうけども
なんか根拠なく自分を特別視するようになり、
しかし特段優れている訳ではないからチヤホヤはされない。
その為、もたつく子や変わった子を見下して
自分の優位を保つタイプのお嬢さんになってしまった。
うちの娘とも合わなくなり、友達は皆無、親しくしてくれるのは
年上男子だけという状態になり、高校受験直前におっさんとの怪しい関係が発覚
受験はしたけど全部落ちて中浪からのニートに。
まだ若い身空で毎日フラフラしてる。
Aママは離婚問題に直面しててそれ所ではないってさ。
Aちゃんの怪しいお付き合いは大学生〜50代まで数人いて
どの人にも姫さま、と呼ばせていたそうだよ。
発覚した原因は、Aちゃんが高価なアクセサリーや鞄を
クラスの子に度々自慢していたからだそう。親は気付かないもんかねえ。
娘は、地味だからという理由でAちゃんに距離をおかれたが
娘が部活で業績をあげて校内で有名になったら
「また仲良くしてあげるね!」
と言われたとびっくりしてた。
「昔はあんなに穏やかで優しかったのにな」
と残念がってた。
人間てのはほんと仕方ない生き物だねえ。