小1の時、祖父を見舞いに大学病院に行った際、病院内を冒険。その時、本棚に大きなビーカーがたくさんある研究室みたいな部屋を発見したんだ。
編集元: ほんのりと怖い話スレ その100
芋蔓で思い出したんだけど
小1の時、よく大学病院に末期癌の祖父のお見舞いに行ったんだ
祖父は酸素吸入器をつけてゼーゼーハーハー瀕死の状態
病室には死の気配が充満してて、いつも凄く怖かった
お見舞いにもらった果物を祖母が食べろ食べろとすすめてくれるんだけど
死臭が染みついてる感じがして、気味悪くてとても喉を通らなかったよ
小1の時、よく大学病院に末期癌の祖父のお見舞いに行ったんだ
祖父は酸素吸入器をつけてゼーゼーハーハー瀕死の状態
病室には死の気配が充満してて、いつも凄く怖かった
お見舞いにもらった果物を祖母が食べろ食べろとすすめてくれるんだけど
死臭が染みついてる感じがして、気味悪くてとても喉を通らなかったよ
そういう病室の空気に耐えられなくなって、ある時、僕は一人で病院内の探検に出た
大きな国立の大学病院だったんだけど、建物は大正時代チックに古くて薄暗くて天井が高くて
病棟から病棟へ渡り歩いてるうちに迷子になっちゃったんだよね
人けはないし、半ベソのパニックで彷徨ってたら、
来た時に通ったような鉄の扉があったんで、僕は必死でその重い扉を開けた
でも、そこにあったのは廊下じゃなく、誰もいない研究室みたいな部屋……
しかも部屋中が棚だらけで、棚には大きなビーカーがズラッと並んでる