編集元: その神経が分からん!part391
小学校高学年の頃、NHKか何かのいじめドキュメンタリー番組に、低学年の頃クラスが一緒で、
その後ブラジルに帰ったはずの元同級生の男子が出演してた。
「日本でひどいいじめを受けた」「それが苦でブラジルへ帰った」「でも勇気を出してもう一度日本へ来て、日本で暮らしている」
みたいな事を切々と語っていたが、こいつが言ってる事は大嘘だった。
まず、いじめをしてたのはこのブラジル人の方だった。
元々日系ブラジル人が多い地域で、学校にもブラジル人やその子孫は結構居たし、日本人と見分けがつかない子だっていた。
奴はポルトガル語も日本語も喋れたから、クラスにもすぐ溶け込んで、お調子者ポジションの座を手にしてた。
でも、調子に乗りすぎて男子のズボン下ごとずり下す、頭を思いっきり叩くという嫌がらせを始めた。
中でも気の弱い子は男女問わず執拗に攻撃され、男の子なんてトイレで大事なところを見られ「あいつのはサイズー!!!」と
廊下で大声で叫ばれたりしてた。授業中も騒いで皆が集中できず、次第に奴の周りから人が消えた。しかし寂しさからか嫌がらせはエスカレートするばかり。
担任は何度も奴の母親を呼び出してた。でも日本語が話せないらしく、よくみんなで担任の居場所や職員室まで案内していた。
奴と母親と担任での三者面談は、担任が奴の問題行動を母親に伝えようとしても、奴の翻訳で「この子はとても素晴らしい子です!友達も多い!」と
母親に伝わっていた。それを奴自身がクラスに自慢話のように話した。「だからいくら親を呼び出しても無駄」だと。
その後、理由は分からないが彼は突然故郷に帰った。皆安心した。
件のテレビで奴が訴えていたいじめの内容は、そのまんま奴がクラスのみんなにした事だった。