【衝撃】うちの冷蔵庫には「開かずのジャム」なるものがあって、この開かずのジャムに買い置きのジャムが切れてることに気づいた父が数年ぶりに挑戦した結果
編集元: あなたの心がなごむとき〜第45章
我が家には、開かずの間ならぬ
「開かずのジャム」があった。
庭で苺が豊作だった時に母が作った手作りのジャムなのだが、
保存性を高めるために、
熱々なのを瓶の口いっぱいまで詰め込んで蓋をしたものだから
がっちがちに蓋が閉じてしまい、
誰も開けられないままに冷蔵庫の隅に忘れられ、
数年の時を経た。
そして今朝のこと、我が家の朝食はパンだった。
父はこってりとジャムを塗るのが好きなのだが
(体型もメタボ寸前)、
生憎と買い置きのジャムは切らしていた。
諦めきれなかったらしい父が冷蔵庫を探っていたところ、
「開かずのジャム」がころりと出てきたらしい。
父はこってりとジャムを塗るために、
数年ぶりにジャムに戦いを挑んだ。
温めたり軽く叩いたり、あの手この手を試して数分後、
ブチンという音と、カポンという音が同時に聞こえた。
父の手元を見ると、何とジャムが開いていた。
そして、同時に父のズボンのボタンが弾け飛んでいた……。
それ見て大爆笑する母と、恥ずかしそうに笑う父。
数年越しのジャムは味も劣化することなく、
父は満面の笑みでジャムこってりのパンを食べていた。
その夜、母は父のズボンにボタンを付け直しながら、
ダイエットさせることを決意したそうである。
「開かずのジャム」があった。
庭で苺が豊作だった時に母が作った手作りのジャムなのだが、
保存性を高めるために、
熱々なのを瓶の口いっぱいまで詰め込んで蓋をしたものだから
がっちがちに蓋が閉じてしまい、
誰も開けられないままに冷蔵庫の隅に忘れられ、
数年の時を経た。
そして今朝のこと、我が家の朝食はパンだった。
父はこってりとジャムを塗るのが好きなのだが
(体型もメタボ寸前)、
生憎と買い置きのジャムは切らしていた。
諦めきれなかったらしい父が冷蔵庫を探っていたところ、
「開かずのジャム」がころりと出てきたらしい。
父はこってりとジャムを塗るために、
数年ぶりにジャムに戦いを挑んだ。
温めたり軽く叩いたり、あの手この手を試して数分後、
ブチンという音と、カポンという音が同時に聞こえた。
父の手元を見ると、何とジャムが開いていた。
そして、同時に父のズボンのボタンが弾け飛んでいた……。
それ見て大爆笑する母と、恥ずかしそうに笑う父。
数年越しのジャムは味も劣化することなく、
父は満面の笑みでジャムこってりのパンを食べていた。
その夜、母は父のズボンにボタンを付け直しながら、
ダイエットさせることを決意したそうである。